【エッセイ寄稿】私の隠し玉 他
2025年12月10日
『このミステリーがすごい! 2026年版』(宝島社)に来年以降の新作情報「私の隠し玉」と、特別エッセイ「私と昭和」を寄稿しました。後者は時代ミステリと"無免許運転"について述べています。なんじゃそりゃと思った方は是非ご一読を。
また、《歴史・時代ミステリー特集》では、古泉迦十・坂上泉・白川尚史の諸氏と時代・歴史ミステリの大変さ、面白さについて座談会形式でお話ししています。時代・歴史ミステリでデビューを目指す方に向けてのメッセージもあったりしますので、こちらも是非ご確認ください。
『2026本格ミステリ・ベスト10』(原書房)では、廣澤𠮷泰さんにインタビューをしていただきました。同書は私がミステリ作家という存在を初めて意識したきっかけでもあり(なぜそうなのかは同インタビューをご確認ください)、非常に名誉なことでした。読書遍歴からデビューの経緯、『刀と傘』~『ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願』とこれまで上梓した全ての作品について、更にはホワイダニットについて僕の思うことなどをアレコレ語っております。自分で云うのも何ですが、一級の伊吹亜門資料だと思います。
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さて、拙作『路地裏の二・二六』(PHP研究所)が年末恒例の各種ミステリ・ランキングで入選しました。
毎年数えきれないほど多くのミステリが刊行されているこの世の中で、特に面白かった5冊乃至10冊として自作を選んで頂けるのはこの上なく嬉しいものです。大変ありがとうございました。
