名古屋GO!GO!GO!
ご無沙汰しております。
今年はコロナが猛威を振るっているため九州での挨拶回りも出来ず、家の大掃除だけ済ませて名古屋に帰ってきました。それにしても、寒くなってきたなあと思っていたらもう大晦日ではありませんか。年々日月の経過が速くなっているような気が。気のせいですよね?
さて、2022年を振り返ると、雑誌掲載の短編を中心にそこそこの作品をお届けすることが出来たのではないかと思います。更には、初となる解説や帯コメントのお仕事もさせて頂きました。
- 2月 「或る告白」(小学館『STORY BOX』2022年3月号掲載)
- 4月 「遣唐使船は西へ」(双葉社『小説推理』2022年5月号掲載)
- 6月 『京都陰陽寮謎解き滅妖帖』(星海社)
- 7月 「帝国妖人伝」第三話「攻撃!」(小学館『STORY BOX』2022年8月号掲載)
- 8月 「新しい箸」(西遊記悠久奇譚オールキャラ小説ゲスト本「日月搖光」)※宣伝はしていなかったのですが、劇団『ドラマティカ』ACT1/西遊記悠久奇譚の二次創作もやっていたりしました。逆先夏目演じる悟浄がよかったです。
- 9月 大下宇陀児『烙印』(東京創元社)解説
- 11月 山本巧次『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 司法解剖には解体新書を』(宝島社)帯コメント
『京都陰陽寮謎解き滅妖帖』に関しては、中学・高校時代からあれやこれやと頭のなかで捏ね繰り廻してきた《退魔バトル×本格ミステリ》の構想をちゃんとした作品の形で世に出すことが出来、夢がひとつ叶った感覚です。師実・紅雀・明日可ちゃんwith薔薇子先生の活躍はまだまだ続きますので、気長に続編をお待ちください(星海社宛に感想を送って下さった方もいらっしゃいました。本当にありがとうございます)。
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そして2023年です。
あくまで予定でしかないのですが、来年はもしかしたら伊吹亜門史上一番本が出る年になるかも知れません。年一冊のペースを崩さないようにスケジュール管理すればいいのですが、なかなか上手くいかないのでどうにもいけません。
具体的には、昨年からお報せをしていました「大正時代の京都を舞台にした《恋愛×ミステリ》の連作短編集」の他、『STORY BOX』(小学館)掲載の《帝国妖人伝》が書き下ろしを含めて一冊の本となる予定です。その他にもアンソロジー収録やら文庫化やらがある筈で、雑誌掲載の短編も出来る限り……。捕らぬ狸の皮算用とならぬように頑張ります。
今年は、名古屋帰省や東京出張以外の旅行が一切出来ませんでした。来年こそは小樽、鰺ヶ沢、秋田、会津若松、甲府、新発田、金沢、伊勢志摩、奈良、城崎、高松、呉、佐賀、長崎、鹿児島、沖縄(、出来ればベルリンとブカレスト)など色々な所に行きたいものです。行けるかなあ。
来年もあれこれやっていく予定ですので、引き続き伊吹亜門を宜しくお願いします!