【アンソロジー収録】『推理の時間です』
2024年01月20日
1/18発売『推理の時間です』(講談社)に、「波戸崎大尉の誉れ」が収録されています。
こちらは、昨年メフィスト誌上で開催された読者参加型謎解き企画《推理の時間です》での作品が纏まった一冊になっています。フーダニット・ホワイダニット・ハウダニットと別れ、私は北山猛邦先生と共にハウダニットを担当しました。
収録作は以下の通りとなります(敬称略)。
【フーダニット】
- 法月綸太郎「被疑者死亡により」
- 方丈貴恵「封谷館の殺人」
【ホワイダニット】
- 我孫子武丸「幼すぎる目撃者」
- 田中啓文「ペリーの墓」
【ハウダニット】
- 北山猛邦「竜殺しの勲章」
- 伊吹亜門「波戸崎大尉の誉れ」
本書の後半は古き良き袋とじとなっていて、そこには解答編だけでなく、各担当作家がお互いに解き合った解答やあとがきも収録されています。従って私が「竜殺しの勲章」に寄せた解答や、「波戸崎大尉の誉れ」に寄せて頂いた北山・法月両先生の解答なども掲載されています。すごいね。
「波戸崎~」では、「誰が、どうやって、何の目的で?」の三項目を推理要素として挙げています。論理的に考えれば必ず答えは導き出せる筈ですので、是非お手に取って挑戦してみて下さい。